2015年01月16日

ある団塊 駄菓子屋で万引きを

●万引き行為 大日坂の駄菓子屋で、大目玉を喰らう !

安倍球場の裏手の大日坂には、木造住宅が密集する地区があった。前述したように、早大生の下宿やアパートも沢山あった。早大生たちが住んでいた古い木造二階建てのアパートが何棟もあった。戦前、それらの建物は3畳間が連なる「達磨屋(だるまや)」と呼ばれた女郎屋だった。戦後、風俗営業法で廃業し、下宿に様変わりした。

達磨や写真.jpg

戦前、達磨屋と呼ばれた女郎屋だった木造アパート

その、あるアパートの隣りに「石川屋」という駄菓子屋があった。この駄菓子屋は自分の通う小学校の子どもたちの溜まり場だった。いつも子どもたちで店内は溢れていた。この店の店主の親父さんは斜視で、いわゆる“がちゃ目”だった。だから何処を見ているのか分からない。子どもたちの中には、がちゃ目の親父さんの目を盗んで商品をくすねていた。そんな噂が子どもたちの中で飛び交っていた。ある日、自分も親父さんの目を盗んで、直径1センチ程の細長いガラス瓶に入っていて、すすって食べる甘い味のする寒天棒をくすねた。しかし、自分のその行為はその時、親父さんの目に止まっいた。「こら ! 、今、何をしたんだ ! 」自分は親父さんから大目玉を喰らった。子どもと謂えどもこのことは所謂万引き行為だ。それ以来、この事件は自分への戒めとなった。

駄菓子屋.jpg

 駄菓子屋の写真

ある団塊 No.25 2015.1.12
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